灰化炉・脱臭脱煙装置 (東京技術研究所)
ご相談に応じて、商品のご紹介、設計開発いたします。
脱臭・脱煙装置付灰化炉TF型
灰化炉に消臭・脱煙装置を搭載しているため、試料から出る有害ガス、悪臭、黒煙、白煙をほとんど分解し吸収してしまいます。
従来の灰化炉とは異なった特長を持つ灰化炉です。本製品の最大の特長は極力メンテナスをしない構造に設計されているため、ランニングコストが少なくて済むことです。メンテナンス部品は数年間(3~10年)交換不要です。設置は電気配線のみで管理運営が簡単です。
装置の3大特長
- 燃焼時に出る煙や臭いが出ない。
- コンパクトのため、場所をとらない。簡単に移動可能。
- 炉内温度1000℃まで昇温可能。
使用事例
- 様々な物を燃やして成分の分析を行う
– 食品等を灰にして、その中の成分を分析(環境やエコロジー関連に導入)
– プラスチックや紙などを灰にして、成分を分析(プラスチックメーカーや製紙メーカーに導入) - 様々な物の生産用途や、後処理で加工時に使用した、接着剤・洗浄剤などを加熱して蒸発させる。
その他、様々な物の焼成。
処理フロー図
消臭・脱煙装置VM型
有害ガス、悪臭、黒煙などを処理する目的で開発された装置です。この装置は分解層、触媒層、吸収層の3層構造。
概要
電気炉や乾燥機、恒温器の排気からのガスを直接吸引して処理します。吸引した排気ガスを処理フロー図に示した、5つの層(分解層、触媒層、冷却層排出層)を通過させることで安全に処理します。
本装置の最大の特長は極力メンテナンスをしない構造に設計されているため、ランニングコストが少なくて済むことです。
メンテナンス部品は(2年~3年)交換不要です。設置は電気配線のみで管理運営が大変に楽です。
接続した装置から高温の排気ガスを吸引しても使用出来ます。さらにその時の本装置の排出温度は60℃以下ですので安心してご使用いただけます。
複数の装置との接続も可能ですから、電気炉と乾燥機を同時に処理することもできます。同様に電気炉を2台にし、切換え弁で使用することもできます。
脱煙処理
煙突から出る煙を処理して無煙のガスにします。
例)
- 薫製機(スモーカー)から出るガスを処理します。→ 精肉屋
- 生ゴミ等焼却炉から出るガスを処理します。
→ リサイクル施設、レストラン、病院、宿泊施設 - 乾燥機や電気炉から出るガスを処理します。
→ 実験室、研究室 - その他、住宅街等で煙を出せない環境のユーザー等。
消臭処理
- ダクトを通って出るガスのにおいをなくします。
(臭い匂いを消す) - 生ゴミ、堆肥などの発酵処理
分解処理のフロー